お子さんの”好き”を見つけて伸ばす絶対音感子育て法

『好きなことを見つけて努力できる人間になってほしい』
この時代、このように考える親御さんは多いのではないでしょうか?

人は自分が好きだと思ったことや、心が動いた瞬間にとてつもない力を発揮します。

教室の子どもたちも『この曲素敵!』と自分からやりたがった曲はすごいスピードで弾けるようになります。

私は絶対音感レッスンに出会った時、お子さんの好きに気がつく、やる気スイッチを押せるような子育て法が詰まっていると感じました。

今回はこの絶対音感レッスンでわかるお子さんの心の成長、そして親としての成長にフォーカスしてメリットや習慣化のコツをご紹介していきます♪

絶対音感レッスンって大変?

絶対音感のレッスンは1日に3〜5回音を聴く練習を行なっていただきます。

わ〜大変そう…

と思いましたか?

1回のレッスンは最初のうちは1分もかかりません♪

音が増えても最大5分ほどで終わるんですよ。

慣れるまでは大変だと感じてしまう方もいますが、習慣化にはコツがあります。

例えば、
①朝ご飯を食べた後
②幼稚園に行く前
③幼稚園から帰ってきてすぐ(おやつを食べる前など決めると子どもはさっとやってくれます笑)
④夜ご飯の後
⑤夜寝る前

このように決めておけば1日5回できることになります。

朝時間がない場合は1回減らして、幼稚園でなく保育園や学童の場合は帰宅から夜ご飯までが短いはずなので1回減らしても1日3回やったことになりますね。

このようにルーティン化しておけば案外簡単に毎日の習慣になるものです。

そして幼児期に習慣化を身に付けることができれば、小学校に入ってからの勉強習慣にも役立ちますよね。

何か夢ができた時、そこに向かって努力するときの習慣を簡単につけられる子になります。

絶対音感レッスンを修了した子は、ピアノの練習も自分から習慣にしてやっている子が多いです。

親御さんが小さい頃につけてあげた『毎日やる』という良い習慣は、きっとお子さんの将来に役立つはずです。

毎日のレッスンで子どものツボを知る

とはいえ、大人が意気込んで毎日やろうとルーティンを決め込んでも、こちらの思った通りに動いてくれないのもまた事実…

そんな時はこちらも工夫することが大切です。

・練習が終わったらシールを貼る
・何か好きなことの前に練習をくっつける
(おやつの前、パズルなどをする前、テレビの前、お出かけ前など)
・何かご褒美を用意してあげる(これは使いすぎると意味がなくなるので奥の手ですね)

レッスン自体に楽しみを持たせる方法もあります。

★音感で使う旗をお買い物カゴに入れながら取っていく
★お兄ちゃんお姉ちゃんとゲーム方式にして楽しむ

などその時のその子が食いつきそうなものを考えて遊びながら練習ができるとどんどん楽しんで音を覚えていきます。

お母さん、お父さんが今日はしんどいよ…という日はお休みにするなど、大人もできる範囲で関わることができれば良いですよね。

イライラせず一緒に楽しむ・楽しませる が重要です!

いろいろな工夫をする中で、『この子はこんなふうに乗せると楽しんでできるんだな』と子どもの心がよくわかるようにもなります。

やりたくないな…と思っている子を乗せることができるようになれば、親としても成長することができますよね。

勉強、宿題など学校がはじまるとずっと楽しいことばかりではないですが、楽しんでなんでもできるようなメンタルを育ててあげたいですね。

できないことができるようになることは本来楽しいことです。

子どもは『できるようになりたい!学びたい!』のかたまりです。

だけど『楽な方に流れたい』と思うこともまた現実。

子どもに寄り添い、よく観察してレッスンを進めていきましょう♪

おうちでのレッスンの進め方や、つまずいた時の対処法などは生徒さん一人一人に合わせてレッスンで細かく紹介しています。

子どもに何かを身につけさせる自信がない方も、習慣化が苦手な方も絶対できるようになりますのでなんでも聞いてくださいね。

絶対音感レッスンで体調不良がわかる

絶対音感レッスンは耳を使うトレーニングです。

耳と鼻と喉は繋がっていますよね。

ですので、耳に不調が起きているときは、鼻や喉にも不調が起きているということがよくあります。

順調に進んでいた音感レッスンが、急に音がわからなくなった時は、たいていその次の日に体調を崩すことが多いです。

音感レッスンがうまくいかない(体調不良だけが原因ではないことももちろんありますが)時は早めに寝かせるなど、工夫している親御さんも多いんですよ。

一度つけると一生ものの絶対音感

さて、絶対音感は遅くて6歳までに始めなければつきにくいとされていますが、音感練習は8歳頃まで続けていくことが重要です。

一度覚えてしまえば毎日の練習は1回でも、何日かお休みしてもすぐにわかるようになります。

そして8歳まで音感レッスンや楽器の練習を続けていけば、大人になっても音がドレミでわかるようになります。

一度楽器から離れてしまった場合でも生涯にわたって音楽を簡単に楽しむことができれば素敵ですよね。

幼少期に少し時間を取って取り組んだことが、一生の財産になるのです。

絶対音感は決して音楽だけに有利なものではなく、暗記力・計算力などのIQを高め、幼児期にお家の人と音を楽しむ経験が心の安定へとつながる最高の育児法だと言えます♪

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